地元で有名な食べ物ってありますね。
地方ごとに特徴がそれぞれ違います。
その食べ物を聞くと、その地方を思い出すくらい有名なものもあります。
台湾のルーロウファンは奥が深い
台湾の食べ物といえば、このルーロウファンも代表的なものかもしれません。
(日本ではルーローハンと呼ぶ方もいる。)
庶民の料理の代表格ともいえるかもしれません。
道端の小さなお店から、しっかりとしたレストランまで、いろんな場所で、このルーロウファンが売られています。
ところでルーロウファンって何という方もおられるかもしれません。
誰かのファンという意味ではないですよ。😎
食べ物です。
ルーロウファン ⬇
そうこれが、ルーロウファンです。
豚肉を細かく切って、醤油、氷砂糖、ネギ、生姜、白コショウといった調味料を入れて煮込んだ食べ物です。
多くは豚バラの部位を使っています。
味は、角煮の味をイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。
香辛料も入ってます。八角や五香粉といわれるスパイスが入ってることが多いです。
そのため、豚バラを使った料理ですが、比較的あっさりと食べれます。
でも、お店によって味も色も全然違います。
別の店のルーロウファン ⬇
こちらは、しょうゆの色が濃いですね。
肉の形も上の店に比べて、小さいです。
油もひかえめな感じです。
どちらがおいしいか?
う~ん、どちらも甲乙つけがたいくらいおいしいです。
このように、台湾のルーロウファンはどこにでもあるんですが、味の差見た目の差が結構あります。
それと、このルーロウファンは大きさが小と大があったりするんですが、店によって小でも量が多かったり、大なのに、ちょっとしか入ってなかったり・・・。
まあ奥が深いです。
醤油が濃いのが好きな人、もう少し甘いほうが好きな人、あっさりがいい人、もう少しこってりのほうがいい人、香辛料が多いのがいい人、少ないのがいい人、それぞれですので、
好みの店を探してみるのもいいと思います。
このルーロウファンのいいところは、ご飯の量はそれほどないので、ルーロウファンのお店を何件も続けてはしごできるという点です。
値段も安いですよ。
上の二つの店のルーロウファンはどちらも、一つ30元(約135円)。
この値段なら、何件でも行けそうですね。
ちなみに、このルーロウファン、台湾の北部と南部では呼び名が違いますのでご注意を。
北部では、滷肉飯/魯肉飯と書かれています(漢字が二種類ありますが、同じルーロウファンです)
南部では肉燥飯(ローザオファン)と呼ばれます。南部の滷肉飯/魯肉飯は別の料理になります。
もし台湾旅行に来る際は、北部なら滷肉飯/魯肉飯を、南部では肉燥飯を探してください。
至る所で、このルーロウファンを見つけることができるはずです。
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