食堂に音叉(おんさ)?!

 先日食堂に行ってきました
 地元の人にも人気な食堂です。
 いつも行列ができます。
 多分安くて味もおいしいからだと思います。
 そこにタイトルに書いたものがあったのです 
音叉風のもの1

 これなんだか分かりますか?
 あのギターをチューニングする音叉(おんさ)に見えませんか?
 (今はデジタルでチューニングする方がほとんどなので、
  音叉を見たことのない人もいるかもですが・・・)
 
 これ台湾に旅行に来たことのある方なら
 結構見たことのあるものだと思います。
 私は台湾で初めて見たとき
 何に使うのか全然分かりませんでした。 😰
 周りの人がどう使ってるのを見て
 やっと分かりました。
 正しい使い方です

音叉風のものに箸袋はさむ

 割りばしの袋をはさんでおくんです。
 なぜこれを使うのか?
 おそらくですが、”食堂”っぽいところの共通点は
 扇風機の風が超強い!
 台湾暑いですからね。
 扇風機がないと汗ダラダラになります・・・。
 でもこの超強力扇風機で
 割りばしの袋が扇風機の風でピュー🚀って飛んでいくんです。
 それを防ぐために
 この”音叉風割りばし袋受け”(名前はわかりませんが😭)を
 使ってるんだと思います。
 これって結構すごい便利だと思います。
 日本の食堂にも導入したら便利かもしれませんね。 

 でもこれ箸の袋を挟むだけでないんです。
 写真では見えにくいですが(すみません)。😭
 これにはさらに凄いのがついてます。
 ビールやジュースなどの瓶の王冠を開ける
 栓抜きが土台部分についてるんです! (赤く囲ったところ)

音叉風のもの3
   これで土台もしっかりして、倒れにくいし、
 用途も多様ですごい発明です!🎉
 
 ちなみにネットで調べてみたら
 「開瓶環保夾筷」っていうらしいです。
  直訳したら、
   「栓抜き・環境にやさしい箸挟み」とでもなるでしょうか。
     この”音叉風割りばし袋受けが”いつ頃から
 台湾で使われているのか分かりませんが、
 歴史を感じます。
 調べてみると、用途は栓抜きや箸の袋を挟むだけではないようです、
 お客さんがまだ来られていないとき、
 予約席、席番号などを挟んでおくこともできそうです。
 たくさんの用途があるこれ!
 台湾に来られた際には探してみてください。

 では今日も中国語の単語を一つ勉強しましょう。

勉強している人
  「箸」という単語です。
   筷子    Kuàizi) (繁体字)(簡体字)
  
ではさらにこの筷子  (箸)を使った表現について学びましょう。
請問一下,有免洗筷嗎?           (繁体字)
                Qǐngwèn yīxià, yǒu miǎn xǐ kuài ma?
     请问一下,有一次性筷子吗?    (簡体字)
                 ( Qǐngwèn yīxià, yǒu yīcì xìng kuàizi ma? )
   「すみません、割りばしはありますか?」という意味です。
   繁体字と簡体字を見ていただけると、お分かりのように
   場所によって割りばしの表現が異なります。
   台湾では免洗筷🥢。つまり洗わなくていいお箸、ということで割りばし。
 
   割りばしの数え方はどうでしょう?
  一雙筷子。         (繁体字)
                   ( Yī shuāng kuàizi )
      一双筷子。     (簡体字)
                   ( Yī shuāng kuàizi )
     「一膳のお箸」という意味です。
 
 お箸がないとご飯が食べれませんので、
 覚えておくと便利な言葉です。
 でももし割りばしでなく、普通のお箸でよければ、
 上で勉強した、免洗筷🥢は使う機会はないかもしれませんね。
 

 それでは

 今日も一日、良い日となりますように 

 KURATYU